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2004.03.21

「木馬」その1

(これはHPのほうに、載せてありますが、
まだ書き終わっていないのでこちらで
書いていきます。)


  『木馬』

部屋の隅 忘れてた 木馬、母さんの上着を 被って 隠れちゃってる

そう、何かもそもそ 聞こえたんだよ

「アスパラガスをひとつください」って。
先っぽのところじゃなきゃ だめなんだって。

誰にもばれないように、ひとつあげた
「もひとつ 食べる?」って聞くと、「いいえ、明日またひとつ」

次の日、僕は、母さんの買い物についてった
「珍しいわね」って言われながら、そっと アスパラガスを 買い物籠へ。

「アスパラ、また食べるの?好きだったっけ?」
「う?うん。家庭科のね、・・・野菜をゆでる練習をしておけってさ。」

なんだか、内緒で捨て猫を飼っているみたいだ・・・でも、やっぱり、一つしか食べない。


また明日も食べさせなくちゃ。

   (つづく)

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