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2004.02.28

ほらばなし

息子が学校でスピーチをする授業の内容を考えていた。テーマは「ホラ話」。
いつもホラをふいて歩いているようなヤツだ。何を悩んでいるのかと思えば、子供なりに期待されるのを感じてプレッシャーがあったようだ。

あーでもない、こーでもない、喋っているうち ふと、「ね、お母さん、金縛りに遭った事がある?」と聞く。
そうやって すぐ脱線してしまうから用事が済まないんだ・・・・・・
まあ仕方が無い。「え?一回だけあるよ。あんた あるの?」
「無いけど、金縛りの夢ならある。」
「夢って、それが金縛りじゃないの?
その時、動けないとか、息苦しいとか無かったの?」
「うん・・金縛りに遭ってる僕を見た夢。この部屋の一番向こうぐらいの離れた所に、なにかベットみたいなのに寝ている僕が・・・妙に小さいんだけど、白い人に首を絞められてるんだ。」
「それじゃ 金縛りに遭ってるだけじゃなくて、幽体離脱してるんじゃん!!」
「何それ?」
「何じゃないよ魂が抜けてるから苦しくないんじゃないの?」
「でも、金縛りって、レム睡眠の悪戯なんだよね。」

何だコイツは。小5のクセに
テレビばかり見て、「裏技」だ、「ト○ビア」だ、なんだと・・・

「危ないじゃないの!!  今度やったら、・・・・はぁ・・・もう、部屋からは出て行かないでおいてね。 そんで、なるべく早く体に帰ろうと思うんだよ。」

我ながら変な小言だ。

話が一段してまた、「ホラのネタ」が無いと騒ぎ始める。

「あんたね、今ので充分じゃないの?」
「駄目だよ、これじゃほんとの話なんだから。」

変なところで真面目だから困る。

「良いんじゃない?ホラみたいな話だよ・・・」
「やだ、恥ずかしいじゃん。」

普段の行いのほうが恥ずかしい。

「ちょっと付け加えればいいのよ。
『今の話は、実は本当の話です、僕は正直真面目な人間なので ホラは、考え付きませんでした。』・・・」
「変だよぉホラじゃないジャン。」
「正直真面目ってのが、ホラさ。」
「そんなの駄目だよ。」
「最後まで聞きなさい。その後に、
『でも、これは怖い話になると思うので、一応 ”ホラー話”と言うことにしておいてください。』って言うんだ。」

結局学校では、違う話をしたらしい。




(2003/12/18にヤフーのほうに 載せたもの、拾ってきました。)

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